にゃん☆たくのひとりごと

ひとりごとです。感じたことだけをただ気ままに書きます。

Twitterでフォローをしていない鍵アカウントのFacebookアカウントを10分で見つけた話。

どもどもにゃんたくです。

今回は、「Twitterでフォローをしていない鍵アカウントのFacebookアカウントを10分で見つけた話。」というほんとうにあったほんのちょっと怖い話をしていきたいと思います。

気になるところから読んでみてください\(^o^)/

 

 

はじめに

SNSサービスを複数使用するなんて当たり前の時代になっていますよね。
僕もいくつかSNSサービスを利用しています。
もうSNSがリアル(現実世界)と切っては切れないものになっていますよね。

今回はそんなSNSでちょっとだけ怖いなって思った話をします。
これから書く内容は、非常にグレーな話です。
しかしながら、こういうことが実際にできてしまうという警告をしたいと思い、書いてみることにしました。
今回は主に「Twitter」を主軸にして話をしていきます。
※なお、今回特定したアカウントの方は僕の友人の知り合いの方でした。また今回ブログにこの内容を載せる旨も了承していただきました。協力していただきありがとうございました。

 

 

みなさんに聞きたいこと

まず、みなさんに聞きたいことがあります。

 

「あなたは自分の名前、経歴をインターネットで調べられて、特定されても大丈夫ですか」

 

大丈夫と思う方はここから先読む必要はありません。お疲れ様でした。
大丈夫じゃないと思う方はこの先お付き合いのほどよろしくお願いしますね。

というかそもそもインターネットで個人を特定されると何か悪いんでしょうか。
特定されたとしても名前や経歴を勝手に使われる、SNSに載せた写真を使われる、くらいですよね。
しかもそれは「可能性」の話ですので、使われないというパターンもあります。
別に気にするほどのことでもないかもしれませんが、自分の知らないところで使われるって良い気持ちはしませんよね。

また、自分が意図せずアカウントが炎上してしまうコトも多いのが現実です。
起因が自分だけじゃなく自分の友人が炎上して飛び火するというコトもあると思います。

SNSを使うことは悪いとはまったく思いません。
でも、SNSの危険性も知っておく必要があると僕は思います。

 


今回のお話

まずは今回のブログ題名についての経緯について書いていきましょう。
ある日のこと、知らない鍵アカウントの方にフォローをされました。
普段なら気にしないのですが(Bot系やアダルト系にフォローされることもあるので)、
プロフィール欄がわりと詳細だった(ハンドルネームは実名ではなかった)のと、
プロフィール内容をひと目見た瞬間に「あ、これ僕の友人の知り合いじゃないか」と感じたのがきっかけでした。
まず僕の友人にそのアカウントについて聞いてみたところ間違いなくその友人の知り合いの方だということがわかりましたが、ふと「これ実名わかるかもしれない」と思い友人にその知り合いの名前を聞かずに当ててみることにしました。

具体性を増すため、ある架空のアカウントを用いて説明していきます。
もしかしたら途中でみなさんだれかわかるかも知れませんよ。(もちろん架空ですが)

 

では、こんなアカウントがあったとしましょう。

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ハンドルネーム:やがぬ
TwitterID:@ihaveappooo(※2016年11月現在IDは存在しておりません)
プロフィール:神になりたいお年頃~\(^o^)//大国学園高卒/東応大3年/シスコン/
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 


まず、自分がフォローしてない鍵アカウントのためツイート内容は見れません。
ですので、まず検索欄で「@ihaveappooo」を含むツイートを調べてみました。
すると何人かの鍵のついてないツイッタラーとTwitter上で会話してることがわかりました。
その何人かの鍵のついてないツイッタラーの会話の内容を見ていていくつか気になるツイートを見つけることができました。

 

Aさん「@ihaveappooo 大学の授業は大変だと思うけどがんばってね、やがみん!」
Bさん「@ihaveappooo らいとー、帰りにリンゴ買ってきてくれないー?よろしく。」
(※もちろんこれらは実際につぶやかれてた内容と同じではありません)

 

Aさん、Bさんのツイート内容で気になったのは、そうその「呼び方」です。
『やがぬ』というハンドルネームでは呼ばず、ちがう呼び方で呼んでいることがわかりましたか?
ではそれらから想定される名前、、、そう「やがみ らいと」という氏名が想定できるはずです。
しかしながら、苗字は「矢上」「八神」「矢神」、、、名前「来人」「雷斗」、、、どれかわかりません。
そこでFacebookで「やがみ らいと 大国学園高校 東応大学」と調べてみました。
すると1件自分の知り合いの知り合いというアカウントを見つけることができました。
その氏名は。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「夜神 月」

 

勘の良いみなさんならこの人物の氏名が途中でなんとなくわかったのではないでしょうか。
今回はあえてキr…夜神月を例に挙げてみましたが、実際にFacebookでアカウントを見つけるまでの流れはこれとまったく同じです。
そしてこのFacebookのアカウントを見つけるまでだいたい10分くらいでした。

 


さてさてさて、今回のこのことからわかったこと。そして気づいたことをまとめてみました

 


こんなプロフィールは気をつけよう

Twitterのプロフィールについて、こんなプロフィールじゃいきなり悪用や特定されるよってトコロをまとめました。

 

□ハンドルネームが実名である
□プロフィールに所属してる(してた)ところが書いてある(例:会社名や学校名)
□アイコンが自分の写真である(自撮り、他撮り含め)

 

当たり前だろ!!!って思った人もいると思いますが、実際そうです。
ちなみにこの項目で実際に母校の中高の現役学生を探してみたところ、すぐに数人のアカウントが特定できました。

 


こんなツイート内容には気をつけよう

プロフィールに個人的な情報を載せなくても、特定されてしまう場合があります。こんなツイート内容は気をつけてみましょう。

 

□フォロワーを実名や実名が推測されそうな名前で呼ぶ
□所属している会社や学校が明らかに判明してしまう写真、もしくは会社や学校から撮った写真を載せる
□同じ場所からの写真を定期的に載せる

 

2番目や3番目に書いた内容は良く聞く話かと思います。
特に伝えたいのが1番目です。僕が今回アカウントを見つけることのできた方法のひとつでもあります。
実は結構盲点なんじゃないかと思っています。

 


その他ちょっとしたセキュリティ対策をやってみよう

今回の内容とは少し話が逸れますが、「アカウントを乗っ取られる、不正にログインされた」というニュースが報道されることがしばしばあります。
アカウントを乗っ取られて某メガネ会社の広告ツイートがフォロワーからいきなり飛んできたなんてことを経験した方もいるかと思います。
乗っ取られないようにしたい、アカウントが特定されにくくしたい等いくつか方法をまとめてみました。

 

①他のSNSやアカウントサービスで利用してるID、パスワードを同じものにしない

コレ、同じにしてしまうと芋づる式にどんどん自分のアカウントが乗っ取られてしまいます。
もちろん難しいパスワードを設定することもオススメしますが、なかなか難しいパスワードって考えるの大変じゃないですか?
なので、まずはパスワードを使いまわさないことをオススメします。

 

②パスワードは自分の生年月日等の第三者から推測されやすそうなものはやめよう

芸能人のSNSが乗っ取られた等のニュースを見ていると、パスワードが生年月日や名前を模した設定にしていたということが原因の場合がしばしばあります。

今回のようにFBのアカウントが特定された場合、アカウント設定で生年月日が外部公開されていて、かつ生年月日がパスワード等になっていた場合速攻でTwitterはログインされてしまいますよね。そういったことが起こらないように、外部から推測されにくいものを設定しておくことをオススメします。

 

③2段階認証を設定してみよう(TwitterFacebookどちらも推奨)

アカウント登録に自分の電話番号を登録する必要がありますが、
自分以外の誰かがログインしようとした際に「ログインしようとしてる!」ということが一目瞭然でわかります。
ただ、このデメリットとしては自分が例えばいつもと違うブラウザや端末からログインしようとした時に、
手元に登録した電話番号のスマホがないとログインすることができません。
(※バックアップコードを使ったログインなど、スマホが無くてもログインする方法もありますが)

 

④公開範囲を決めよう

Twitter
正直Twitterの公開範囲は「鍵をつけるか、つけないか」しかないと思います。
そして大げさかもしれませんが、鍵をつけないということは「全世界の人に自分のツイートが見られている」と言っても過言ではありません。
自分のツイートはあまり知られなくない、友達だけに見せたいと思うのなら、鍵をつけることをオススメします。

Facebook
今回僕がFacebookのアカウントを見つけた原因の1つが、そのアカウントのFacebookプロフィールの設定が「外部公開」されていたという点です。
Facebookでは自分のプロフィールや投稿内容の閲覧設定を個々に設定することができます。
例えば、中高大の知り合いには見つけて欲しいから中高大の経歴は外部公開にしたいけど、今の勤務地は外部公開したくない、などという設定をする事もできます。
もちろん全て外部非公開にする事も可能です。
この設定のレベルは個々で違うと思いますので、今一度自分の情報をどこまでの人達に、どこまで公開するかを考えてみてください。

 

⑤メンションを飛ばそう

これはちょっとまた毛色が違う話ですが、Twitterでフォローしたり、Facebookで友達申請をすることってありますよね。
でも送った相手に気づかれない、怪しまれるなんてこともあるかと思います。
そのときは一言でいいので、
Twitterであればフォローしたというリプライを送る、
Facebookであればメッセンジャーで友達申請した旨を伝える、ということをするといいかもしれません。
ただし、逆にこういったメンションを送られたからといっていきなり「そうですか」と許可するのも危険な場合もあります。
ですのでまずは1往復くらいはやり取りしてみてから許可する、というのも良いかもしれませんね。

 


おわりに

まずはここまで読んでいただきありがとうございました。


今回の内容で少しでも自分のアカウント管理について考えてみてくれたなら幸いです。

そして1つでも何か対策をしてくれたなら、僕はこのブログを書いて良かったなと感じます。

 

一人ひとりの対策が、みんなを守る対策につながります。

 

ではでは(´ε` )